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偉大なる「エルミタージュ美術館」展
 
 
 

2006年2月10日に広島県立美術館にて見た展覧会です。
17世紀フランドル絵画と17世紀から19世紀にヨーロッパで制作された工芸品が
出品されていました。
 
 
1 肖像画でみるフランドル
今回の展覧会の最大の呼び物である、ヴァン・ダイク「家族の肖像」をはじめ、
17世紀フランドルの人々を描いた肖像画が展示されていました。
 
 
「家族の肖像」は、ルーベンス「ヤン・ブリューゲルと家族の肖像」を下敷きとした作品ですが、
この作品のモデルについては不明です。
上を見上げる子供の表情など、肖像画家として名をはせた
ヴァン・ダイクの力量が十分に発揮された作品です。
「アントワープ―」は当時オランダやフランドルで流行していた集団肖像画です。
有名なレンブラントの「夜警」と異なり、人物はすべて平等に描かれていますが、
人物よりもアントワープの広場沿いの建物のほうが目立つ作品になっています。
 
 
2 フランドルの巨匠テニールス
今回の展覧会では17世紀フランドルの風俗画家ダフィート・テニールスの作品が
19点一挙に公開されていました。
 
 
「農村の祭り」では中央に楽しく歌い踊る村人たち、右手に酒宴を催す村人たち、
左手には街からやってきた上流の人たち(と思われる)が描かれています。
また「農村の婚礼」では中央奥の緑の幕の前に花嫁が座り、
手前には村人たちが祝宴を楽しむ様子が生き生きと描かれています。
 
 
テニールスはブリューゲル以来のフランドル風俗画の伝統を
受け継いでいる画家だと言うことがよくわかりました。
このように日本であまり知られていない画家に焦点をあてる展示構成は素晴らしいと思います。
 
 
3 同時代の画家たち
ヴァン・ダイクやテニールスと同時代に活躍したフランドルの画家の作品が紹介されていました。
 


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