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![]() | BGM by Windy Midi Classics |
![]() 音楽の寓意 又は エラト
フィリッピーノ・リッピ
1500年頃 61×51cm
Staatliche Museen ベルリン
| エラトは9人姉妹の学芸の女神ムーサ(ミューズ)の一人で、 恋愛詩・抒情詩を司るとされています。 彼女の持物は竪琴で、 この作品でも鹿の頭で作った竪琴が描かれています。 頭に被る月桂冠は詩人の象徴であり、 白鳥は音楽と縁のある鳥とされています。 |
ハンス・バルドゥング・グリーンは 「人生の諸段階」や「死と乙女」を題材にした寓意画を 多く描いた画家です。 この『音楽』も謎めいた雰囲気の作品ですが、 個人的には巨大な白猫がとても気になります。 | ![]() 音楽
ハンス・バルドゥング・グリーン
1529 83×36cm
アルテ・ピナコテーク ミュンヘン
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![]() 合奏
ピーテル・デ・ホーホ
| 17世紀のオランダでは奏楽の情景が好まれ、 多くの画家によって描かれました。 この作品はデ・ホーホがアムステルダムへ移住してからのもので、 豪華な室内で合奏する男女が描かれています。 |
画中のヴァージナルの蓋には 「音楽は喜びの伴侶、悲しみの薬」という言葉が記されています。 この言葉は恋愛にも通じ、 男性教師が若い女性に音楽の稽古をすることは 「恋のレッスン」をも意味していました。 しかしこの作品からはロマンティックな情感はあまり感じられず、 「音楽の稽古をする人物と室内」を純粋に描いたもののようです。 | ![]() 音楽の稽古
フェルメール
1662-64頃 74×64.5cm
王室コレクション ロンドン
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