こちらの音楽は"Shingaiのバレエの小箱"様の作成したMIDIをお借りしております。
音楽:「 『コッペリア』より〜ノクターン」


バレリーナといえばドガの描いたものが有名ですが、
同時代他の画家たちもバレリーナを描いていました。

当時パリを中心とした西欧では芸術としてのバレエは衰退し、
バレエを見に行くのは若く美しい女性が踊る姿を見るのが目的の裕福な男性が中心でした。
従って彼女たちバレリーナは「芸術家」というよりも
今で言えば「アイドル」のような扱いだったのです。


 
黒猫を膝に乗せリラックスした雰囲気で
ポーズを取るバレリーナが描かれています。
ラフなタッチで描かれたチュチュの質感が見事です。
黒猫を抱いたバレリーナです。
ブロマイド写真を思わせるポーズとショットが印象的です。

 



 
バーレッスンをするバレリーナです。
バレエのレッスン風景です。
何気なく描かれていますが、
彼女たちはポワント(つま先)で立っています。
一見優雅ですが実は相当な運動量だと思われます。

 



 
舞台に出る前、
トゥシューズを整えているようです。
ちょっとしたしぐさですが、
実に美しく描かれています。
舞台袖のバレリーナです。
彼女が身につけているチュチュは
現在のクラシックチュチュよりも丈が長めです。