音楽解説
 

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こちらの音楽は♪まおの相談室♪様の作成したMIDIをお借りしております。 


韃靼人の踊り

ロシア国民楽派の作曲家ボロディンによる歌劇「イーゴリ公」第2幕の音楽。

韃靼人(正しくはポロヴェツ人)が捕虜となったイーゴリ公に踊りを披露する場面で用いられた。

バレエ・リュスではミハイル・フォーキンの振り付けにより

一幕物のバレエとして独立させ、

1909年パリ・シャトレ座にて初演した。


 

 

シェエラザード

リムスキー・コルサコフ作曲の交響組曲。

「海とシンドバッドの船」「カランダール王子の物語」「若き王子と王女」

「バグダッドの祭、海、青銅の騎士のある岩にての難破、終曲」の4楽章からなる。

バレエの内容はこの表題とは関係ない。 バレエの内容はこちらで。


 

 
ボレロ

初期のバレエ・リュスに参加していたダンサー、イーダ・ルビンシュテーインが、

自らの主演作として作曲をラヴェルに、振り付けをニジンスカ(ニジンスキーの妹)に依頼し

1928年に初演されたのがオリジナル版である。

舞台はアンダルシアの居酒屋で、ロマの女がテーブルの上に乗って踊りだし、

やがて忘我の境地に入って踊り続ける女の周りで、

男たちも踊るという内容であった。

「ボレロ」は男女どちらでも踊れる両性具有的な曲であり、

ベジャールを初めとするその後の振付家もその要素を踏襲している。


 

 
作品64-2(ショパン)

「レ・シルフィード」で使用された曲の一つ

プリマ・バレリーナと男性ソリストによるパ・ド・ドゥの場面で用いられる。

「レ・シルフィード」ではショパンのピアノ曲を管弦楽曲に編曲して演奏され、

ロシアでは「ショピニアーナ」と呼ばれる。

「レ・シルフィード」についてはこちらで。


 

 
牧神の午後への前奏曲

ステファヌ・マラルメの詩をもとにドビュッシーが作曲。

ニジンスキーがバレエ化して1912年に初演された。

作品についてはこちらで。