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ビアズリーはマロリー「アーサー王の死」とワーグナーの両方に早くから心惹かれていました。
両者には古い伝説、中世武勲、騎士と美女のロマンス、人間たちを操る宿命の糸など、多くの共通点がありますが
なぜビアズリーがワーグナーに惹かれ続けたのかは判然としません。
しかし美術雑誌「ステュディオ」1895年10月号の付録として作られた色刷石版の「イゾルデ」は
ビアズリーの「トリスタンとイゾルデ」への傾倒ぶりをよく伝えています。 |
ハーバート・ドレイパー(1863-1920)は、セイレーンやニンフなど水にまつわる女性像を多く描いた画家です。
この作品は船上で毒薬(実は愛の薬)を飲んだ二人の姿を描いています。
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ロセッティによるこの作品は、船上で愛の薬を飲む二人の姿を描いたものです。
背後には愛の矢を持った愛の神が描かれています。
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英国の画家エドモント・ブレア・レイトン( 1853-1922 )は中世を題材にした作品を多く描いています。
これはマルケ王の宮廷で愛を語り合う二人の姿を描いたもので、
背後にマルケ王が迫っています。
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バーン・ジョーンズの初期の作品です。
アーサー王伝説の中の一エピソードとしての
「トリストラム卿と麗しのイズールト」の物語を題材としています。
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