ここではシダルがモデルを務めた作品のうち、ロセッティ以外の作品を紹介しています。
画像クリックで、作品の全体図をごらんになれます。


 
 
 
 
 
 
 
 
ウォルター・ハウエル・デヴァレル 十二夜(部分)
1849-50 102×132.7cm
ニューヨーク フォーブズ・マガジン・コレクション
 
 
 
 
シェイクスピアの戯曲「十二夜」2幕4場を描いた作品です。
シダルは男装して主人公オルシーノの小姓となった娘、
ヴァイオラに扮しています。

この作品はシダルが初めて絵画のモデルを務めた作品で、
帽子店で働いていた彼女は、
デヴァレルにヴァイオラのモデルとなるよう頼まれました。

 


 
 
 
 
 
 
 
 
ウィリアム・ホルマン・ハント
ドルイド僧からキリスト教宣教師をかくまう改宗したブリトン人の家族(部分)
1850 111×133cm
オックスフォード アシュモリアン美術館
 
 
 
 


 
 
 
ウィリアム・ホルマン・ハント
シルヴィアを救い出すヴァレンタイン
1851 98×133cm
バーミンガム市立美術館
 
 
 
 
シェイクスピア「ヴェローナの二紳士」を題材にしています。
シダルはシルヴィアのモデルとなっています。

この作品の風景部分はほとんど室内で描かれました。
 


 
 
 
ジョン・エヴァレット・ミレー オフィーリア頭部・習作
1852 23.3×30.7cm
バーミンガム市立美術館
 
 
 
 
シダルが唯一ミレーのモデルを務めた作品が「オフィーリア」です。
この習作は寝椅子に横たわってポーズをとった状態で描かれたようです。

この後シダルはロセッティ専属のモデルとなり、職業モデルを辞めることとなります。