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ここでは薔薇をテーマにした物語を描いた作品をご紹介します。

 
 
 
ロセッティ 薔薇物語 Roman de la Rose
1864
テイト・ギャラリー
 
 
1861年ロセッティは訳詩集「初期イタリア詩人たち」の出版にあたり扉絵をデザインしましたが、
結局採用されませんでした。
この「薔薇物語」は、そのデザインを元に制作された作品です。
 
男性が恋い慕う女性を崇めながらひざまずき、手を握り合い口づけを交わして二人の魂は一つとなります。
楽器を奏でているのは愛(アモール)で、情熱によって結ばれた二人を祝福しています。
薔薇の垣根に囲まれた庭(薔薇園)は永遠の愛の園を象徴します。
 

 
 
 
バーン・ジョーンズ 薔薇の心
1889 96×131cm
個人蔵
 
 
13世紀フランスの啓蒙文学「薔薇物語」をテーマにした作品です。
物語は、意中の愛する女性の象徴「薔薇」を求めて腐心するもので、
幾多の苦難の後「愛神」の園の周囲に高塀が巡らされ、薔薇が隠れてしまうことが物語の軸となっています。
この「薔薇物語」は「そこには<愛>の技法のすべてがある」といわれています。
 
「薔薇物語」は英語圏でも評判となり、14世紀の作家チョーサーによる翻訳があります。
チョーサーの「著作集」は1896年ウィリアム・モリスとバーン・ジョーンズによって出版されました。