アルマ・タデマ,ローレンス

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アンソール,ジェイムズJames Ensor(1860-1949)

ベルギーの画家、版画家。北海に面した港町オステンドに生まれる。父はイギリス人

1877-79の2年間ブリュッセルの美術学校で学ぶが、

80年以後は故郷オステンドを活動拠点とする。

1883年前衛的な芸術運動、「二十人会(レ・ヴァン)」の会員となる。

初期は印象派の影響を受けた風景画や室内画を描いていたが、

1895年ごろから、明るく激しい色調と大胆なデフォルメで、

仮面、骸骨、亡霊といったモティーフを多く描くようになる。

それらの作品には、世紀末の絶望感、民衆のエネルギー、醜悪な現実に加え、

アンソール自身の孤独感、閉塞感までも描き出されている。

現在では表現主義の先駆として高く評価される彼の作品だが、

当時は批評家や「二十人会」の画家たちにも理解されなかった。

彼の描く死の雰囲気に包まれた幻想は、

ボスやブリューゲルといったフランドル絵画の伝統にもつながっている。

代表作に「キリストのブリュッセル入城」(1888:ポール・ゲティ美術館)

「仮面の中の自画像」(1899:個人蔵)などがある。

 
 
イエイツ,ウィリアム・バトラー Wiliam Butler Yests(1865-1939)

アイルランドの詩人、劇作家。ダブリンに生まれる。

民族的題材を扱った神秘的幻想的な抒情詩を発表。演劇運動にも力を入れる。

グレゴリ夫人やシングらとともにアイルランド文芸復興運動の中心人物として活躍した。

1923年ノーベル文学賞受賞。

詩集に「アシーンの放浪」(1889)「葦間の風」(1899)「螺旋階段」(1933)「最後の詩集」(1939)「

戯曲に「黒い海」(1904)などがある。

 
 
ヴァレリー,ポールPaul Valery(1871-1945)

フランスの詩人、批評家、思想家。

マラルメの正当な後継者として象徴派の最後を飾る詩人である。

1891年創刊の「ルヴュ・ブランシュ」誌にも寄稿する。

代表作に「ナルシス語る」「失われた美酒」など。

 
 
ヴェルレーヌ,ポール Paul Verlaine(1844-1896)

マラルメ、ランボーと並び、フランス象徴派を代表する詩人。

ゆたかな音楽のように流れる詩の世界を展開する。

ランボーと出会い、家庭を捨て放浪生活を送るが、

そのランボーに拳銃を向けて負傷させ、投獄される。

出獄したヴェルレーヌはイギリスに渡り、2年間フランス語教師として過ごした後帰国。

帰国後教師や農耕に従事するが失敗、晩年は酒びたりのデカダンスな日々を送った。

詩集に「土星の子の歌」(1866)「艶かしきうたげ」(1869)「やさしい歌」(1870)「

「無言の恋歌」(1872)「知恵」(1881)「愛」(1883)「昔と今」(1884)がある。

「艶かしきうたげ」所収の「月の光」はドビュッシーのピアノ曲やフォーレの歌曲で知られている。

 
 
ウォーターハウス,ジョン・ウィリアムJohn William Waterhouse(1849-1917)

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オーリエ,アルベール

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