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妻エウリュディケを永遠に失ってしまったオルフェウスはその後すべての女性を避けるようになります。

バッカスの信女たちはオルフェウスを誘惑しますが、彼はそれを拒みます。

そのことを恨んだ信女たちはオルフェウスを八つ裂きにして殺します。

この作品は竪琴と共に流れ着いた彼の首を見つけるニンフの姿を描いています。




ニンフのエコーはあまりにもおしゃべりであったため、

女神ヘラによって人に話しかけられる言葉の最後の一言を繰り返すことしかできないという罰を受けました。

そんな彼女は美少年ナルキッソスに恋をしますが、彼からは避けられていまい、

絶望した彼女は憔悴しきって身体を失い声だけになってしまいました。

この声が木霊(エコー)の始まりとされています。

そして冷酷なナルキッソスも神の罰を受け、水鏡に映る自らの姿に恋をすることとなりました。

かなわぬ恋に命を落としたナルキッソスは水仙の花になりました。




「クピドとプシュケ」の物語は、ローマのアプレイウスの小説「黄金の驢馬」にある一挿話です。

王女プシュケは女神ウェヌス(ヴィーナス)の嫉妬を買うほど美しい娘でした。

ウェヌスの息子クピド(キューピッド)はプシュケに恋をし、彼女を妻に求めます。

プシュケは自分の夫となるのが誰であるかを知らないまま谷間にある宮殿に導かれ、

人間の姿をしたクピドと夫婦になりますが、いつも会うのは暗闇の中で彼の正体は秘められたままでした。




プシュケは姉達にそそのかされ、約束を破り眠るクピドの姿を見てしまいます。

クピドの怒りによって宮殿は消えうせ、彼女はさまようこととなります。

ウェヌスはクピドに会いにやってきたプシュケに様々な難題を言いつけ、

そのうちの一つが冥界の女王プロセルピナの美の入った箱をもらってくることでした。

プシュケは冥界へ行きどうにか箱を手に入れることができましたが、

地上へ戻るときあけてはならないその箱を開けてしまい、深い眠りについてしまいます。

最後にはクピドの愛が彼女の眠りを解いて、プシュケは神々の世界に迎えられ、二人は結ばれます。




ダナイスとはギリシア神話に登場するダナオスの50人の娘達のことです。

彼女達はそれぞれ従兄弟と無理やり婚約させられますが、

叔父を恐れる父の命令で結婚式の夜にそれぞれの夫を殺すこととなり、一人を除いてそれを実行しました。

その罪により49人のダナイスたちは未来永劫黄泉の国で生きる運命を宣告され、

脇に穴の開いた青銅の器に水を汲み続けることとなりました。




アポロンに嘲笑されたクピドは愛の矢を用いてアポロンに仕返しを図り、

彼に恋心を起こす黄金の矢を、河の神の娘ダフネに恋心を打ち消す鉛の矢を放ちました。

アポロンはダフネに恋し彼女を追いますが、ダフネはそれを拒んで逃げます。

力尽きたダフネは父である河の神に自分の姿を変えるよう祈り、彼女は月桂樹になってしまいます。

アポロンはせめて自分の樹になって欲しいと語りかけ、月桂冠を身につけるようになります。




美少年アドニスはウェヌスに愛されていましたが、

手負いの猪の牙にかかり倒れてしまいます。

ウェヌスは瀕死のアドニスに語りかけ、彼の流した血に神酒ネクタルを注ぎます。

すると大地から真紅の花が咲きました。これがアネモネです。

この物語は植物の毎年繰り返される芽生えと枯死を象徴しています。




「オデュセイア」の主人公オデュッセウスの妻ペネロペは息子と共に夫の帰りを待っていましたが、

彼女のもとには多くの求婚者が押しかけてきました。

ペネロペは舅の経帷子を織り上げるまでは求婚に応じないと言って

昼は機を織り、夜はそれを解くことを三年間繰り返しました。