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四月の恋
 
 
 


アーサー・ヒューズ 四月の恋

アーサー・ヒューズ(1832-1915)はラファエル前派の追随者の一人で
恋人たちの逢瀬や別れを描いたミレーの作品を賞賛し
自らもそのような作品を好んで描きました。
「四月の恋」はそういった作品の代表的なものです。

この作品はアルフレッド・テニスンの詩「涙よ、空しい涙よ」に基づいて描かれ
恋人たちの小さないさかいをテーマにしています。
困惑した表情の娘の背後には、彼女の手に口付ける男がいます。
おそらく仲たがいから和解したばかりのところであると思われます。
散った花びらはいさかいを、蔦は真の貞節を暗示しています。
英国の四月の天気は変わりやすく
「四月の恋」は移ろいやすい恋人たちの心を四月の空にたとえた作品のようです。

この作品は評論家ラスキンが欲しがったのですが
結局当時学生だったウィリアム・モリスが購入しました。
現在はテイト・ギャラリーに所蔵されています。