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教会の見える冬景色
 
 
 



ドイツ・ロマン派を代表する画家フリードリヒは数多くの冬景色を描いていますが、
この作品は荒涼たる雪景色と樅の木の緑の対比が印象的です。

一人の人物が杖を放り出して樅の木の中の十字架を礼拝しています。
背景には三位一体を表す三つの塔を持ったゴシック様式の教会が見えます。
この教会は超越的なものの啓示、神の顕現を象徴していますが、
むしろ目の前にある生命力に満ち溢れた樅の木のほうに
神が宿っているかのように見受けられます。

多くの生命が死に絶え、または眠りにつく冬の間も
常に緑の葉を茂らせている常緑樹は洋の東西を問わず崇拝の対象となりました。
16世紀ごろドイツで常緑樹を飾って新年を迎える習慣があり、
これがクリスマスツリーの起源とされています。