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海の薔薇
 
 
 


ヘンリー・ライランド 海の薔薇


この作品は2000年に高知県立美術館で開催された
「ラファエル前派展」に出展されました。
地中海と思われる海の情景や優美な人物像が印象的です。

ヘンリー・ライランド(1856-1924)は王立水彩画家協会のメンバーで、
1890年からロイヤル・アカデミー展に作品を出品していました。
彼についてはあまり詳しいことは知られていません。

ライランドの作品の多くはギリシア風の衣裳を身につけた人物を
古代の建築物を舞台に描くもので、
ローレンス・アルマ=タデマやレイトンの影響を受けているようです。

1870年代以降、アルマ=タデマやレイトンは
特定の物語に題材をとらない古代風の作品を描くようになりました。
それらの作品は文学や歴史を絵画という形で描いたものではなく、
あくまでも絵画作品としての美しさを追求したものです。

「海の薔薇」も特定の主題ではなく、
古代風の風景と人物を装飾的に描かれており
典型的な唯美主義の作品といえます。