メムリンク 父なる神と奏楽の天使たち
(中央パネル)
1489 164×212cm
アントワープ王立美術館
 
 
 
 
天上で父なる神を取り囲み歌う天使たちの姿です。

メムリンクは甘美な表現を得意とした画家で、
父なる神や天使たちの姿にその特徴がよく現れています。

天使の奏でる楽器は写実的に描かれており、
15世紀ヨーロッパで用いられていた楽器の貴重な資料ともなっています。

リュート(左翼中央の天使が所持)
トロンボーン(左翼右から2番目、右翼左から2番目の天使が所持)
ハープ(右翼右から2番目の天使が所持)
ポルタティーフ・オルガン(携帯用の小型オルガン:右翼中央の天使が所持)
ヴィエル(ヴァイオリンの原型:右翼右端の天使が所持)
プサルテリウム(弦楽器、現存せず:左翼左端の天使が所持)



 
 
メムリンク 父なる神と奏楽の天使たち
(左翼)
1432 165×230cm
アントワープ王立美術館


 
メムリンク 父なる神と奏楽の天使たち
(右翼)
1432 165×230cm
アントワープ王立美術館


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